その日から、老若男女問わず、世界中の<オアシス>ユーザーが、エッグ・ハントを開始した。
勝者となるには、ゲームをはじめとするハリデーのあらゆる趣味嗜好に精通していなければならない。
ハリデーの遺したヒントによると、<オアシス>のどこかに3つの鍵が隠されているという――。
一方、めぐまれない環境で育ったウェイドは、現実世界では人と関わることが苦手な少年。
学校の成績も容姿も並みで、コンプレックスの固まりのよう。
その彼が莫大な遺産をめぐる争奪戦でトップに立ったことから、一躍、時の人となるのだが…。
思いがけない面白さ。
難関を切り抜けたときに一緒にガッツポーズしたくなる登場人物たち。
終わりまでこんなにハラハラドキドキさせられたのは久しぶりだ。
―――――『シカゴ・リーダー』本書はすでに20世紀を懐かしく思う人にとっては宝物だ。
だが本当の本好きにとっても最高の読み物だ。
――――Wired.com読んだらハマる。
銀河系お宝探しゲームであり、純愛でもある。
―――――CNN.com
ドゥニ・ヴィルヌーヴの世界 アート・アンド・ソウル・オブ・DUNE/デューン 砂の惑星
コメント
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
一番のヤマ場は、映画ではサラリと描かれただけの親友エイチとのリアル対面の場面。
このくだりに原作小説を読む意義を見いだした。
ハリデーは自分より3歳下になる。
自分は11歳のときが1980年。
小学生の時にインベーダーゲームが流行してゲームセンターに出入りしたが、不器用で長い時間遊べないからゲームにはハマらなかった。
ガンプラは2、3個チャチャッとテキトーに作った程度。
中二の時に何故か友達の影響で、でもひとりで映画館に行って《トロン》を観た。
家にファミコンは有ったけど野球とかサッカーとかテニスとか、体育系ソフトがメイン。
大学の友達の影響で《ニューロマンサー》を読んだ。
大学に入るまでは観る映画はカンフー映画とかばかり。
いまだにタランティーノ作品は観た事が無い。
こんな自分でも、そこそこ楽しく読めたのは、日本のアニメや怪獣モノ、戦隊モノのコトが多数登場しているからだろう。
日本に生まれた事を、得した気分にさせられた。
懐かしくなって、日本版実写スパイダーマンをYouTubeチェック。
スペイダメ~ン!
シンセドラム!
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
途中から、もう止まらない。
イッキ読みです。
80年代ポップカルチャーを散りばめた、少年の成長物語です。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
ギーク=おたく達の、豊富な知識と無謀ともいえる挑戦が、世界を動かしていく。
冒険あり、恋愛あり、読み終えてしまえば王道の物語なのだが、SFと80年代ポップカルチャーに彩られた素晴らしい作品だった。
オチの教訓は賛否あるかもだが、ワシはあり。
しかし作者は、本当に日本のアニメ、特撮が好きなのだなぁ。
その愛が伝わってくるのも嬉しく感じた。
本の感想としては余談だけど。
映画「レディ・プレイヤー1」と比較すると、モチーフやキャラ設定は活かしつつ、宝探しの段取りは相当違う。
それでもどちらも面白いし、映像を見ていたから補完できた小説のイメージもあるので、やはりスピルバーグ監督の表現力はすごいな、と。
ただ、映画で「それはないだろ!
」というツッコミをしたい箇所があったのだが(コメディと捉えれば敵役の間抜けさを際立たせていたが)、それはさすがに小説では無くて安心。
まぁ分かりやすく2時間にまとめるの大変だし、それでも面白さは損なわれてないからやはりすごいのだけど。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
しかし下巻途中からは息つく暇もなく、一気に読んでしまった。
途中からは日本の作品も多かったから馴染み深くて読んでいて楽しかった。
しかし敵の企業に雇用で潜入とは…バックドアはご都合主義感もあったけど。
楽しく読めたので問題なし。
ダイトウがやられた時はまさかショウトウが裏切ったのかとも思ったけど全くそんなことはなかった…よかった… ラストもウェイドがアルテミスと出会え、大団円。
読後感は良い。
映画は見てなかったけど、今度見てみようと思う。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
とにかく熱かった。
クライマックスの前のバトルがもうね。
ラスボスがそれを選んでくれたことが日本人としてはもうね。
誇らしいというか、熱いというか。
だが主人公。
なに返信と同時に必殺技つかってんだw それは制限時間ギリギリになって使うものなんだよ。
まったくワビサビがわかってないな。
その約束をきちんと踏まえていたダイトウを見習いなさい。
そう考えると、これを書いたのが日本人でないことに改めて驚くを通り越してちょっと引くw
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
80年代がジェットがこれでもかと詰め込まれていて、一見するとものすごくオタクな小説なんだけど、ストーリーの組み立てがうまくて、エンターテインメントとしての完成度がすごく高い。
映画化も決まっているそうなので、どういうビジュアルで映像化されるのか、楽しみです。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
環境問題や貧富の差が深刻化した、悪い予想があたったような近未来を舞台にしている。
人々は仮想空間に入り浸り、現実から目をそらしている。
その仮想空間を設計した人物が、ネット上に隠した「エッグ」を発見した者に莫大な遺産を贈ると言い遺して亡くなった。
そのエッグ探しをめぐる物語である。
脚本論に取り上げられるくらいに正統派のエンタメストーリーで、次の展開やラストはなんとなく分かる。
主人公は貧しいいじめられっ子だが、ふしぎと賢く、やたらとIT技術に長けている。
ライトノベルの一種なのだと思うが、外国語に翻訳されるだけあって、素人が趣味で書く「なろう系」(ちゃんと読んだことはないのでイメージです)とは一線を画すクオリティで、読者を最後までわくわくさせてくれるのはさすが。
80年代のオタク・ギーク趣味がてんこ盛りで、分かる人には分かるネタもきっとあるのだろうが、そこまでゲームや特撮映画に明るくないので、素通りしてしまったところもある気がする。
一定程度の歳のオタクなら懐古の情をかき立てられるのではと思うし、推理ものとして主人公と一緒にエッグ探しを楽しめたりするのかもしれない。
また、ギーク系のアメリカ人が持つ日本へのイメージも興味深かった。
この本に出てくるようなゲームの達人は現実にもいる。
私がプリクラに興じる横で、信じられない速さに達しているビートマニアやコラムスなどをワンコインで延々とプレイしており、幼心に感心した。
彼らを見なければ、セーブもできない昔のゲームをノーミスでやり切るなんて、都合のよい物語としか思えなかったと思う。
どんな経験がどこでどう活かされるか分からないものですね。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
原作より、面白い。
オタクによるオタクのためのSF。
ヴァーチャル空間でのアバター。
その世界の最高の力を得るための戦い。
日本だとラノベっぽくなるのだろう。
問題は、そう言うことに全く興味ない人にも面白いかどうかなのだが、余計な心配なのだろうな。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
下巻は一気に読んでしまった。
ストーリー自体は陳腐だが、続きが気になる展開なので。
伏線らしい伏線も下巻だけで収まってて分かりやすい。
70~80年代のサイバーカルチャーに親しんでいるとは言え、アメリカモノなのでヒット曲とかは知らないのも出てくる。
後でYouTubeで観てみようかな。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
大筋は一緒。
ところがエッグを探す行程が全然違う。
キングコングもシャイニングも出てこない。
それなのに無茶苦茶面白い。
小説ではウルトラマン大活躍。
これ映像で見たかったなぁ~。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
映画化するらしいですが,出来るのかな,著作権とか大丈夫なのかな,といういらん心配をしてしまいます。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
オタクネタ満載でしたが意外にも完全にのめりこんでしまった。
ちょっとした感動もありこれもまた意外。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
ゲームが終わった後も想像がかき立てられるいいお話だったな。
日本へのオマージュに溢れてて最後まで良かったです。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
オタクネタ満載でしたが意外にも完全にのめりこんでしまった。
ちょっとした感動もありこれもまた意外。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
途中から、もう止まらない。
イッキ読みです。
80年代ポップカルチャーを散りばめた、少年の成長物語です。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
環境問題や貧富の差が深刻化した、悪い予想があたったような近未来を舞台にしている。
人々は仮想空間に入り浸り、現実から目をそらしている。
その仮想空間を設計した人物が、ネット上に隠した「エッグ」を発見した者に莫大な遺産を贈ると言い遺して亡くなった。
そのエッグ探しをめぐる物語である。
脚本論に取り上げられるくらいに正統派のエンタメストーリーで、次の展開やラストはなんとなく分かる。
主人公は貧しいいじめられっ子だが、ふしぎと賢く、やたらとIT技術に長けている。
ライトノベルの一種なのだと思うが、外国語に翻訳されるだけあって、素人が趣味で書く「なろう系」(ちゃんと読んだことはないのでイメージです)とは一線を画すクオリティで、読者を最後までわくわくさせてくれるのはさすが。
80年代のオタク・ギーク趣味がてんこ盛りで、分かる人には分かるネタもきっとあるのだろうが、そこまでゲームや特撮映画に明るくないので、素通りしてしまったところもある気がする。
一定程度の歳のオタクなら懐古の情をかき立てられるのではと思うし、推理ものとして主人公と一緒にエッグ探しを楽しめたりするのかもしれない。
また、ギーク系のアメリカ人が持つ日本へのイメージも興味深かった。
この本に出てくるようなゲームの達人は現実にもいる。
私がプリクラに興じる横で、信じられない速さに達しているビートマニアやコラムスなどをワンコインで延々とプレイしており、幼心に感心した。
彼らを見なければ、セーブもできない昔のゲームをノーミスでやり切るなんて、都合のよい物語としか思えなかったと思う。
どんな経験がどこでどう活かされるか分からないものですね。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
原作より、面白い。
オタクによるオタクのためのSF。
ヴァーチャル空間でのアバター。
その世界の最高の力を得るための戦い。
日本だとラノベっぽくなるのだろう。
問題は、そう言うことに全く興味ない人にも面白いかどうかなのだが、余計な心配なのだろうな。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
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ゲームが終わった後も想像がかき立てられるいいお話だったな。
日本へのオマージュに溢れてて最後まで良かったです。
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大筋は一緒。
ところがエッグを探す行程が全然違う。
キングコングもシャイニングも出てこない。
それなのに無茶苦茶面白い。
小説ではウルトラマン大活躍。
これ映像で見たかったなぁ~。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
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映画化するらしいですが,出来るのかな,著作権とか大丈夫なのかな,といういらん心配をしてしまいます。
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80年代がジェットがこれでもかと詰め込まれていて、一見するとものすごくオタクな小説なんだけど、ストーリーの組み立てがうまくて、エンターテインメントとしての完成度がすごく高い。
映画化も決まっているそうなので、どういうビジュアルで映像化されるのか、楽しみです。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
とにかく熱かった。
クライマックスの前のバトルがもうね。
ラスボスがそれを選んでくれたことが日本人としてはもうね。
誇らしいというか、熱いというか。
だが主人公。
なに返信と同時に必殺技つかってんだw それは制限時間ギリギリになって使うものなんだよ。
まったくワビサビがわかってないな。
その約束をきちんと踏まえていたダイトウを見習いなさい。
そう考えると、これを書いたのが日本人でないことに改めて驚くを通り越してちょっと引くw
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
一番のヤマ場は、映画ではサラリと描かれただけの親友エイチとのリアル対面の場面。
このくだりに原作小説を読む意義を見いだした。
ハリデーは自分より3歳下になる。
自分は11歳のときが1980年。
小学生の時にインベーダーゲームが流行してゲームセンターに出入りしたが、不器用で長い時間遊べないからゲームにはハマらなかった。
ガンプラは2、3個チャチャッとテキトーに作った程度。
中二の時に何故か友達の影響で、でもひとりで映画館に行って《トロン》を観た。
家にファミコンは有ったけど野球とかサッカーとかテニスとか、体育系ソフトがメイン。
大学の友達の影響で《ニューロマンサー》を読んだ。
大学に入るまでは観る映画はカンフー映画とかばかり。
いまだにタランティーノ作品は観た事が無い。
こんな自分でも、そこそこ楽しく読めたのは、日本のアニメや怪獣モノ、戦隊モノのコトが多数登場しているからだろう。
日本に生まれた事を、得した気分にさせられた。
懐かしくなって、日本版実写スパイダーマンをYouTubeチェック。
スペイダメ~ン!
シンセドラム!
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下巻は一気に読んでしまった。
ストーリー自体は陳腐だが、続きが気になる展開なので。
伏線らしい伏線も下巻だけで収まってて分かりやすい。
70~80年代のサイバーカルチャーに親しんでいるとは言え、アメリカモノなのでヒット曲とかは知らないのも出てくる。
後でYouTubeで観てみようかな。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
ギーク=おたく達の、豊富な知識と無謀ともいえる挑戦が、世界を動かしていく。
冒険あり、恋愛あり、読み終えてしまえば王道の物語なのだが、SFと80年代ポップカルチャーに彩られた素晴らしい作品だった。
オチの教訓は賛否あるかもだが、ワシはあり。
しかし作者は、本当に日本のアニメ、特撮が好きなのだなぁ。
その愛が伝わってくるのも嬉しく感じた。
本の感想としては余談だけど。
映画「レディ・プレイヤー1」と比較すると、モチーフやキャラ設定は活かしつつ、宝探しの段取りは相当違う。
それでもどちらも面白いし、映像を見ていたから補完できた小説のイメージもあるので、やはりスピルバーグ監督の表現力はすごいな、と。
ただ、映画で「それはないだろ!
」というツッコミをしたい箇所があったのだが(コメディと捉えれば敵役の間抜けさを際立たせていたが)、それはさすがに小説では無くて安心。
まぁ分かりやすく2時間にまとめるの大変だし、それでも面白さは損なわれてないからやはりすごいのだけど。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
しかし下巻途中からは息つく暇もなく、一気に読んでしまった。
途中からは日本の作品も多かったから馴染み深くて読んでいて楽しかった。
しかし敵の企業に雇用で潜入とは…バックドアはご都合主義感もあったけど。
楽しく読めたので問題なし。
ダイトウがやられた時はまさかショウトウが裏切ったのかとも思ったけど全くそんなことはなかった…よかった… ラストもウェイドがアルテミスと出会え、大団円。
読後感は良い。
映画は見てなかったけど、今度見てみようと思う。
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とにかく熱かった。
クライマックスの前のバトルがもうね。
ラスボスがそれを選んでくれたことが日本人としてはもうね。
誇らしいというか、熱いというか。
だが主人公。
なに返信と同時に必殺技つかってんだw それは制限時間ギリギリになって使うものなんだよ。
まったくワビサビがわかってないな。
その約束をきちんと踏まえていたダイトウを見習いなさい。
そう考えると、これを書いたのが日本人でないことに改めて驚くを通り越してちょっと引くw
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
下巻は一気に読んでしまった。
ストーリー自体は陳腐だが、続きが気になる展開なので。
伏線らしい伏線も下巻だけで収まってて分かりやすい。
70~80年代のサイバーカルチャーに親しんでいるとは言え、アメリカモノなのでヒット曲とかは知らないのも出てくる。
後でYouTubeで観てみようかな。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
大筋は一緒。
ところがエッグを探す行程が全然違う。
キングコングもシャイニングも出てこない。
それなのに無茶苦茶面白い。
小説ではウルトラマン大活躍。
これ映像で見たかったなぁ~。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
映画化するらしいですが,出来るのかな,著作権とか大丈夫なのかな,といういらん心配をしてしまいます。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
ギーク=おたく達の、豊富な知識と無謀ともいえる挑戦が、世界を動かしていく。
冒険あり、恋愛あり、読み終えてしまえば王道の物語なのだが、SFと80年代ポップカルチャーに彩られた素晴らしい作品だった。
オチの教訓は賛否あるかもだが、ワシはあり。
しかし作者は、本当に日本のアニメ、特撮が好きなのだなぁ。
その愛が伝わってくるのも嬉しく感じた。
本の感想としては余談だけど。
映画「レディ・プレイヤー1」と比較すると、モチーフやキャラ設定は活かしつつ、宝探しの段取りは相当違う。
それでもどちらも面白いし、映像を見ていたから補完できた小説のイメージもあるので、やはりスピルバーグ監督の表現力はすごいな、と。
ただ、映画で「それはないだろ!
」というツッコミをしたい箇所があったのだが(コメディと捉えれば敵役の間抜けさを際立たせていたが)、それはさすがに小説では無くて安心。
まぁ分かりやすく2時間にまとめるの大変だし、それでも面白さは損なわれてないからやはりすごいのだけど。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
途中から、もう止まらない。
イッキ読みです。
80年代ポップカルチャーを散りばめた、少年の成長物語です。
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ゲームが終わった後も想像がかき立てられるいいお話だったな。
日本へのオマージュに溢れてて最後まで良かったです。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
環境問題や貧富の差が深刻化した、悪い予想があたったような近未来を舞台にしている。
人々は仮想空間に入り浸り、現実から目をそらしている。
その仮想空間を設計した人物が、ネット上に隠した「エッグ」を発見した者に莫大な遺産を贈ると言い遺して亡くなった。
そのエッグ探しをめぐる物語である。
脚本論に取り上げられるくらいに正統派のエンタメストーリーで、次の展開やラストはなんとなく分かる。
主人公は貧しいいじめられっ子だが、ふしぎと賢く、やたらとIT技術に長けている。
ライトノベルの一種なのだと思うが、外国語に翻訳されるだけあって、素人が趣味で書く「なろう系」(ちゃんと読んだことはないのでイメージです)とは一線を画すクオリティで、読者を最後までわくわくさせてくれるのはさすが。
80年代のオタク・ギーク趣味がてんこ盛りで、分かる人には分かるネタもきっとあるのだろうが、そこまでゲームや特撮映画に明るくないので、素通りしてしまったところもある気がする。
一定程度の歳のオタクなら懐古の情をかき立てられるのではと思うし、推理ものとして主人公と一緒にエッグ探しを楽しめたりするのかもしれない。
また、ギーク系のアメリカ人が持つ日本へのイメージも興味深かった。
この本に出てくるようなゲームの達人は現実にもいる。
私がプリクラに興じる横で、信じられない速さに達しているビートマニアやコラムスなどをワンコインで延々とプレイしており、幼心に感心した。
彼らを見なければ、セーブもできない昔のゲームをノーミスでやり切るなんて、都合のよい物語としか思えなかったと思う。
どんな経験がどこでどう活かされるか分からないものですね。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
しかし下巻途中からは息つく暇もなく、一気に読んでしまった。
途中からは日本の作品も多かったから馴染み深くて読んでいて楽しかった。
しかし敵の企業に雇用で潜入とは…バックドアはご都合主義感もあったけど。
楽しく読めたので問題なし。
ダイトウがやられた時はまさかショウトウが裏切ったのかとも思ったけど全くそんなことはなかった…よかった… ラストもウェイドがアルテミスと出会え、大団円。
読後感は良い。
映画は見てなかったけど、今度見てみようと思う。
ゲームウォーズ(下) (SB文庫)
一番のヤマ場は、映画ではサラリと描かれただけの親友エイチとのリアル対面の場面。
このくだりに原作小説を読む意義を見いだした。
ハリデーは自分より3歳下になる。
自分は11歳のときが1980年。
小学生の時にインベーダーゲームが流行してゲームセンターに出入りしたが、不器用で長い時間遊べないからゲームにはハマらなかった。
ガンプラは2、3個チャチャッとテキトーに作った程度。
中二の時に何故か友達の影響で、でもひとりで映画館に行って《トロン》を観た。
家にファミコンは有ったけど野球とかサッカーとかテニスとか、体育系ソフトがメイン。
大学の友達の影響で《ニューロマンサー》を読んだ。
大学に入るまでは観る映画はカンフー映画とかばかり。
いまだにタランティーノ作品は観た事が無い。
こんな自分でも、そこそこ楽しく読めたのは、日本のアニメや怪獣モノ、戦隊モノのコトが多数登場しているからだろう。
日本に生まれた事を、得した気分にさせられた。
懐かしくなって、日本版実写スパイダーマンをYouTubeチェック。
スペイダメ~ン!
シンセドラム!
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原作より、面白い。
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ヴァーチャル空間でのアバター。
その世界の最高の力を得るための戦い。
日本だとラノベっぽくなるのだろう。
問題は、そう言うことに全く興味ない人にも面白いかどうかなのだが、余計な心配なのだろうな。
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映画化も決まっているそうなので、どういうビジュアルで映像化されるのか、楽しみです。
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ちょっとした感動もありこれもまた意外。
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イッキ読みです。
80年代ポップカルチャーを散りばめた、少年の成長物語です。
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キングコングもシャイニングも出てこない。
それなのに無茶苦茶面白い。
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一番のヤマ場は、映画ではサラリと描かれただけの親友エイチとのリアル対面の場面。
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小学生の時にインベーダーゲームが流行してゲームセンターに出入りしたが、不器用で長い時間遊べないからゲームにはハマらなかった。
ガンプラは2、3個チャチャッとテキトーに作った程度。
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ゲームウォーズ(下) (SB文庫)