映画より面白い映画評論がここにある!
町山智浩&柳下毅一郎による、伝説の映画活字漫談が1冊になって堂々復活。
映画へのほとばしる愛ゆえに怒り、ツッコむ2人が、ときに対立も辞さず語り尽くす。
『千と千尋の神隠し』のアンタッチャブルなテーマを喝破し、『スター・ウォーズ』を『巨人の星』に、『チャーリーズ・エンジェル』を「通いたい店」に喩える掛け合いは、まさにこのコンビならではのもの。
傑作はもとより、クサしている映画までつい観たくなること請け合いの、怒濤の91本。
【ポイント還元中】スターウォーズ 1/4 グローグー
コメント
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
再読ながらも、当時と同じように楽しめました。
再編するにあたって、わりと後半2冊に収録されていたものがメインとなっているようで、一般向けっぽい感じになっています。
個人的には初期の感じも好きなので、そのあたりが含まれていないのは残念ですが、でも評価には影響しないレベル。
本当に映画の見る角度に関していろいろと考えさせられるという点では、またまたこのコンビに復活してもらいたいなと思いますね。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
でも、知らなくても楽しめる。
ものすごい知識のある人のおもしろい蘊蓄っていうのは、いいですね。
多分、映画見てるよりもおもしろいかも。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
なるほどと思ったり、笑わせられたりもしたが、自分の観知って、分析もした作品数本については「うわ、この人たち浅っ」と思って途端に小物くさく感じたのも本当。
スタイルの違いが大きいのだろうけど。
そういうことがあったためか、単純に<寄せ集めした本>の宿命か、途中で飽きてきて、全部読む気にはならない。
とはいえ面白かった。
本日ボスに返却済。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
膨大な知識と絶好調の下ネタに爆笑です!
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』シリーズ3作の再編。
なので読んだことある章もけっこうあった。
にもかかわらず声出して笑っちゃうような傑作やりとりが盛りだくさんで、文庫になったこの機会に購入しようと決意。
映画秘宝での連載が終わってしまったのは残念だけど、終了間際にかけての邦画批評のツッコミや怒りは確実に秘宝ファンや現在の日本映画業界を疑問視している映画好きに共有され、役目を終えたのかもしれない。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
はっとするような知見や指摘は特に得られなかったが、こういうものか。
あのふたりのコンビは映像つきで見るのがやはり一番。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
文庫本なので挙げられている映画が古い。
そして、タイムリーなら面白かっただろうけれど、今にしてみればなんだかな~と思える駄作映画の数々に脱力してしまった。
でも『ファイト・クラブ』とか今にも通じる傑作は読み応えあるかな。
『映画芸術』と『キネ旬』のランキング比較は面白かった。
後書きを書いている宇多丸さんは、やっぱり声の人で文字の人ではないな~と思った。
なんというか、普通。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
「この人たちは有名どころの作品を貶めることで、『おれたちは大衆とは違った鋭い感性なんだぜ』ってことをアピールし、優位に立ちたいだけなんじゃないか」
という感じを抱いたのだけど、いやすみません、当時は間違っておりました。
あの頃よりはるかに映画を見、また人生経験も積んできた今になって二人の対談を読むと、二人は本当に映画を愛し、愛するが故の罵倒であることがよくわかる。
終わってからその価値に気づいた僕が言うのはアレだけど、このシリーズ、もう新作が見られないのはほんと惜しいなあ。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
2014/3/5~3/21
町山さんと柳下さんの映画評論対談集である、ファビュラスバーカーボーイズの選集。
評論と書いたが、まあなんと言うかハチャメチャである。
が、的を射た本音トークが面白い。
解説はライムスター宇多丸氏。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
私がもっと本数こなしてるひとだったらもっと面白く読めたろうに。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
下ネタに耐性が必要ですけど。
なんというか、テレビ東京 午後のロードショーで放映されるような作品まで言及するのは、すごいです。
難を言えば、さくいんを入れて欲しかったです。
メインだけじゃなくて、派生的に扱った作品もレファレンスとして引けると楽しめると思うので。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
ただしバカ。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
過去の出版されたものを再編集したものとのこと。
映画への愛と、少年の心、そして両氏の視点、切り口のおもしろさにあふれている。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
まだ完成もしていない「タイタニック」を数年前まで「殺人魚フライングキラー」 でハリボテ作ってた男の感情移入できない大虐殺映画と言い切ってしまう。
こんな感じの破壊力のある言動が500ページも続く恐ろしい本。
あと宇多丸の解説が的確過ぎて面白い。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
宇多丸さんの解説もナイス。
久々に読み返してやっぱり笑った。
ここで誉められてる映画で見てない奴は即行でレンタル(購入)したくなるが、二人の紹介の方が面白いケースもありうるw。
またこの対談映画秘宝誌上で復活して欲しい…。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
しかし資料性はもちろん高い。
著者双方1000本くらいの評論大全を出版するべき。
2万くらいまでなら買う。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
まだ映画らしい作品もあったのです。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
町山、柳下両氏で評価ポイントが分かれて、一本の映画が多面的に見えるのが面白い。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
こういうムック的なものが文庫化するとは良い時代だね。
解説の宇多丸が喝破しているように、映画の評価っていうのは絶対的なものではなく、読者をミスリードしないように敢えて逆のことを言ったり、とぼけて見せたり、こういうの、やはり漫才ユニットというのだろうな。
楽しめます。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
ベスト盤なので話の追加は無いけど、宇田丸さんの解説が追加されている。
その内容も二人への尊敬と畏怖と軽い軽蔑?満載でグッと来た。
今回もまた同じ箇所で笑ってしまった。
。
。
チャーリーズエンジェルの話が一番笑えるかな。
あと、蓮見センセイとのシンクロ率の高さも最高。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
が、お二人の膨大な映画知識の掛け合いにほとんどの読者が追い付くのがやっとだったのではないだろうか。
もちろん自分も「スターシップ・トゥルーパーズ」とか有名な作品は知っていたが、後半になるにつれ知らない作品が増えてきて読むのが辛くなってきた。
とはいえ、今後の観るべき映画作品のデータベースとして本作は十二分に活用できるだろうと思う。
ウェイン町山氏の映画の評価基準が「エロ(おっぱい、美女)・グロ(ガンアクション、暴力)・特撮」とはっきりしていたのは興味深かった。
ライムスタ宇多丸氏の解説も良かったー。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
500頁超に2000年代初~中期の大作・珍作映画が目白押しな訳だが、回を重ねるごとに両氏の趣向の微妙な違いやこだわりも見え、公開当時の様々なゴシップ映画評と見比べるとより楽しめそうな内容だ。
暇つぶしには最適だけど、映画が好きな人は名作の一本でも見返した方がよい。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
でも下品…(笑)けれど彼らの披露する知識と確かな裏打ちがチラチラと垣間見えて、やっぱ評論家は頭良くなくちゃつとまらないんだよなあと当たり前のことを思い出しました。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
一番印象に残った言葉は「昔の映画は1本観ると確実に少しだけ成長したような気にさせてくれたもんだよ。
」
まさにその通り!
だから生ぬるいハリウッド超大作や邦画より、韓国のバイオレンス映画を好んで観てしまうんだろうなあ。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
町山さんは大好きなんだけれど、残念なことに紹介されている映画のほとんど知らなかった。
ここ最近の映画でまた作り直してくれることを期待!
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
後継ぎ(子供)がおるおらんでやはり考えは変わるのですな。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
過去複数冊刊行されていたものから選んで再録されたもの。
歯に衣着せぬ物言いと、人によってはかなりどうでもいいところへの偏愛、こだわりを詰め込んだ内容で、よくわからなくてもいいから読んでおいた方が良い本。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
でも、二人の映画に対する愛は尋常ではない。
故に、漫才のようなキツいツッコミや喩えにも、愛を感じることが出来るから笑える。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
あとは、そこからビデオを借りるとか。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
ダメダメな映画に対しては思いっきりけなしているが、「まさしくそのとおり!
」と膝を打つようなことばかりである。
世界中の映画人はこの対談集を読んで猛反省してほしい。
佳い映画を沢山観たいんだよぉ。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
SFオンラインとか、懐かしー。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
が、お二人の膨大な映画知識の掛け合いにほとんどの読者が追い付くのがやっとだったのではないだろうか。
もちろん自分も「スターシップ・トゥルーパーズ」とか有名な作品は知っていたが、後半になるにつれ知らない作品が増えてきて読むのが辛くなってきた。
とはいえ、今後の観るべき映画作品のデータベースとして本作は十二分に活用できるだろうと思う。
ウェイン町山氏の映画の評価基準が「エロ(おっぱい、美女)・グロ(ガンアクション、暴力)・特撮」とはっきりしていたのは興味深かった。
ライムスタ宇多丸氏の解説も良かったー。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
町山さんは大好きなんだけれど、残念なことに紹介されている映画のほとんど知らなかった。
ここ最近の映画でまた作り直してくれることを期待!
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
500頁超に2000年代初~中期の大作・珍作映画が目白押しな訳だが、回を重ねるごとに両氏の趣向の微妙な違いやこだわりも見え、公開当時の様々なゴシップ映画評と見比べるとより楽しめそうな内容だ。
暇つぶしには最適だけど、映画が好きな人は名作の一本でも見返した方がよい。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
私がもっと本数こなしてるひとだったらもっと面白く読めたろうに。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
SFオンラインとか、懐かしー。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』シリーズ3作の再編。
なので読んだことある章もけっこうあった。
にもかかわらず声出して笑っちゃうような傑作やりとりが盛りだくさんで、文庫になったこの機会に購入しようと決意。
映画秘宝での連載が終わってしまったのは残念だけど、終了間際にかけての邦画批評のツッコミや怒りは確実に秘宝ファンや現在の日本映画業界を疑問視している映画好きに共有され、役目を終えたのかもしれない。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
ダメダメな映画に対しては思いっきりけなしているが、「まさしくそのとおり!
」と膝を打つようなことばかりである。
世界中の映画人はこの対談集を読んで猛反省してほしい。
佳い映画を沢山観たいんだよぉ。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
膨大な知識と絶好調の下ネタに爆笑です!
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
ベスト盤なので話の追加は無いけど、宇田丸さんの解説が追加されている。
その内容も二人への尊敬と畏怖と軽い軽蔑?満載でグッと来た。
今回もまた同じ箇所で笑ってしまった。
。
。
チャーリーズエンジェルの話が一番笑えるかな。
あと、蓮見センセイとのシンクロ率の高さも最高。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
2014/3/5~3/21
町山さんと柳下さんの映画評論対談集である、ファビュラスバーカーボーイズの選集。
評論と書いたが、まあなんと言うかハチャメチャである。
が、的を射た本音トークが面白い。
解説はライムスター宇多丸氏。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
こういうムック的なものが文庫化するとは良い時代だね。
解説の宇多丸が喝破しているように、映画の評価っていうのは絶対的なものではなく、読者をミスリードしないように敢えて逆のことを言ったり、とぼけて見せたり、こういうの、やはり漫才ユニットというのだろうな。
楽しめます。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
でも、二人の映画に対する愛は尋常ではない。
故に、漫才のようなキツいツッコミや喩えにも、愛を感じることが出来るから笑える。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
まだ完成もしていない「タイタニック」を数年前まで「殺人魚フライングキラー」 でハリボテ作ってた男の感情移入できない大虐殺映画と言い切ってしまう。
こんな感じの破壊力のある言動が500ページも続く恐ろしい本。
あと宇多丸の解説が的確過ぎて面白い。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
過去の出版されたものを再編集したものとのこと。
映画への愛と、少年の心、そして両氏の視点、切り口のおもしろさにあふれている。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
宇多丸さんの解説もナイス。
久々に読み返してやっぱり笑った。
ここで誉められてる映画で見てない奴は即行でレンタル(購入)したくなるが、二人の紹介の方が面白いケースもありうるw。
またこの対談映画秘宝誌上で復活して欲しい…。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
しかし資料性はもちろん高い。
著者双方1000本くらいの評論大全を出版するべき。
2万くらいまでなら買う。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
でも下品…(笑)けれど彼らの披露する知識と確かな裏打ちがチラチラと垣間見えて、やっぱ評論家は頭良くなくちゃつとまらないんだよなあと当たり前のことを思い出しました。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
あとは、そこからビデオを借りるとか。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
後継ぎ(子供)がおるおらんでやはり考えは変わるのですな。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
でも、知らなくても楽しめる。
ものすごい知識のある人のおもしろい蘊蓄っていうのは、いいですね。
多分、映画見てるよりもおもしろいかも。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
はっとするような知見や指摘は特に得られなかったが、こういうものか。
あのふたりのコンビは映像つきで見るのがやはり一番。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
なるほどと思ったり、笑わせられたりもしたが、自分の観知って、分析もした作品数本については「うわ、この人たち浅っ」と思って途端に小物くさく感じたのも本当。
スタイルの違いが大きいのだろうけど。
そういうことがあったためか、単純に<寄せ集めした本>の宿命か、途中で飽きてきて、全部読む気にはならない。
とはいえ面白かった。
本日ボスに返却済。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
再読ながらも、当時と同じように楽しめました。
再編するにあたって、わりと後半2冊に収録されていたものがメインとなっているようで、一般向けっぽい感じになっています。
個人的には初期の感じも好きなので、そのあたりが含まれていないのは残念ですが、でも評価には影響しないレベル。
本当に映画の見る角度に関していろいろと考えさせられるという点では、またまたこのコンビに復活してもらいたいなと思いますね。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
下ネタに耐性が必要ですけど。
なんというか、テレビ東京 午後のロードショーで放映されるような作品まで言及するのは、すごいです。
難を言えば、さくいんを入れて欲しかったです。
メインだけじゃなくて、派生的に扱った作品もレファレンスとして引けると楽しめると思うので。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
「この人たちは有名どころの作品を貶めることで、『おれたちは大衆とは違った鋭い感性なんだぜ』ってことをアピールし、優位に立ちたいだけなんじゃないか」
という感じを抱いたのだけど、いやすみません、当時は間違っておりました。
あの頃よりはるかに映画を見、また人生経験も積んできた今になって二人の対談を読むと、二人は本当に映画を愛し、愛するが故の罵倒であることがよくわかる。
終わってからその価値に気づいた僕が言うのはアレだけど、このシリーズ、もう新作が見られないのはほんと惜しいなあ。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
ただしバカ。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
町山、柳下両氏で評価ポイントが分かれて、一本の映画が多面的に見えるのが面白い。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
文庫本なので挙げられている映画が古い。
そして、タイムリーなら面白かっただろうけれど、今にしてみればなんだかな~と思える駄作映画の数々に脱力してしまった。
でも『ファイト・クラブ』とか今にも通じる傑作は読み応えあるかな。
『映画芸術』と『キネ旬』のランキング比較は面白かった。
後書きを書いている宇多丸さんは、やっぱり声の人で文字の人ではないな~と思った。
なんというか、普通。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
一番印象に残った言葉は「昔の映画は1本観ると確実に少しだけ成長したような気にさせてくれたもんだよ。
」
まさにその通り!
だから生ぬるいハリウッド超大作や邦画より、韓国のバイオレンス映画を好んで観てしまうんだろうなあ。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
過去複数冊刊行されていたものから選んで再録されたもの。
歯に衣着せぬ物言いと、人によってはかなりどうでもいいところへの偏愛、こだわりを詰め込んだ内容で、よくわからなくてもいいから読んでおいた方が良い本。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
まだ映画らしい作品もあったのです。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
なるほどと思ったり、笑わせられたりもしたが、自分の観知って、分析もした作品数本については「うわ、この人たち浅っ」と思って途端に小物くさく感じたのも本当。
スタイルの違いが大きいのだろうけど。
そういうことがあったためか、単純に<寄せ集めした本>の宿命か、途中で飽きてきて、全部読む気にはならない。
とはいえ面白かった。
本日ボスに返却済。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
が、お二人の膨大な映画知識の掛け合いにほとんどの読者が追い付くのがやっとだったのではないだろうか。
もちろん自分も「スターシップ・トゥルーパーズ」とか有名な作品は知っていたが、後半になるにつれ知らない作品が増えてきて読むのが辛くなってきた。
とはいえ、今後の観るべき映画作品のデータベースとして本作は十二分に活用できるだろうと思う。
ウェイン町山氏の映画の評価基準が「エロ(おっぱい、美女)・グロ(ガンアクション、暴力)・特撮」とはっきりしていたのは興味深かった。
ライムスタ宇多丸氏の解説も良かったー。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
しかし資料性はもちろん高い。
著者双方1000本くらいの評論大全を出版するべき。
2万くらいまでなら買う。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
ただしバカ。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
文庫本なので挙げられている映画が古い。
そして、タイムリーなら面白かっただろうけれど、今にしてみればなんだかな~と思える駄作映画の数々に脱力してしまった。
でも『ファイト・クラブ』とか今にも通じる傑作は読み応えあるかな。
『映画芸術』と『キネ旬』のランキング比較は面白かった。
後書きを書いている宇多丸さんは、やっぱり声の人で文字の人ではないな~と思った。
なんというか、普通。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
私がもっと本数こなしてるひとだったらもっと面白く読めたろうに。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
町山、柳下両氏で評価ポイントが分かれて、一本の映画が多面的に見えるのが面白い。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
膨大な知識と絶好調の下ネタに爆笑です!
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
下ネタに耐性が必要ですけど。
なんというか、テレビ東京 午後のロードショーで放映されるような作品まで言及するのは、すごいです。
難を言えば、さくいんを入れて欲しかったです。
メインだけじゃなくて、派生的に扱った作品もレファレンスとして引けると楽しめると思うので。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』シリーズ3作の再編。
なので読んだことある章もけっこうあった。
にもかかわらず声出して笑っちゃうような傑作やりとりが盛りだくさんで、文庫になったこの機会に購入しようと決意。
映画秘宝での連載が終わってしまったのは残念だけど、終了間際にかけての邦画批評のツッコミや怒りは確実に秘宝ファンや現在の日本映画業界を疑問視している映画好きに共有され、役目を終えたのかもしれない。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
こういうムック的なものが文庫化するとは良い時代だね。
解説の宇多丸が喝破しているように、映画の評価っていうのは絶対的なものではなく、読者をミスリードしないように敢えて逆のことを言ったり、とぼけて見せたり、こういうの、やはり漫才ユニットというのだろうな。
楽しめます。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
あとは、そこからビデオを借りるとか。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
2014/3/5~3/21
町山さんと柳下さんの映画評論対談集である、ファビュラスバーカーボーイズの選集。
評論と書いたが、まあなんと言うかハチャメチャである。
が、的を射た本音トークが面白い。
解説はライムスター宇多丸氏。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
一番印象に残った言葉は「昔の映画は1本観ると確実に少しだけ成長したような気にさせてくれたもんだよ。
」
まさにその通り!
だから生ぬるいハリウッド超大作や邦画より、韓国のバイオレンス映画を好んで観てしまうんだろうなあ。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
500頁超に2000年代初~中期の大作・珍作映画が目白押しな訳だが、回を重ねるごとに両氏の趣向の微妙な違いやこだわりも見え、公開当時の様々なゴシップ映画評と見比べるとより楽しめそうな内容だ。
暇つぶしには最適だけど、映画が好きな人は名作の一本でも見返した方がよい。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
まだ完成もしていない「タイタニック」を数年前まで「殺人魚フライングキラー」 でハリボテ作ってた男の感情移入できない大虐殺映画と言い切ってしまう。
こんな感じの破壊力のある言動が500ページも続く恐ろしい本。
あと宇多丸の解説が的確過ぎて面白い。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
SFオンラインとか、懐かしー。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
過去の出版されたものを再編集したものとのこと。
映画への愛と、少年の心、そして両氏の視点、切り口のおもしろさにあふれている。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
宇多丸さんの解説もナイス。
久々に読み返してやっぱり笑った。
ここで誉められてる映画で見てない奴は即行でレンタル(購入)したくなるが、二人の紹介の方が面白いケースもありうるw。
またこの対談映画秘宝誌上で復活して欲しい…。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
「この人たちは有名どころの作品を貶めることで、『おれたちは大衆とは違った鋭い感性なんだぜ』ってことをアピールし、優位に立ちたいだけなんじゃないか」
という感じを抱いたのだけど、いやすみません、当時は間違っておりました。
あの頃よりはるかに映画を見、また人生経験も積んできた今になって二人の対談を読むと、二人は本当に映画を愛し、愛するが故の罵倒であることがよくわかる。
終わってからその価値に気づいた僕が言うのはアレだけど、このシリーズ、もう新作が見られないのはほんと惜しいなあ。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
過去複数冊刊行されていたものから選んで再録されたもの。
歯に衣着せぬ物言いと、人によってはかなりどうでもいいところへの偏愛、こだわりを詰め込んだ内容で、よくわからなくてもいいから読んでおいた方が良い本。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
はっとするような知見や指摘は特に得られなかったが、こういうものか。
あのふたりのコンビは映像つきで見るのがやはり一番。
ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫)
でも、知らなくても楽しめる。
ものすごい知識のある人のおもしろい蘊蓄っていうのは、いいですね。
多分、映画見てるよりもおもしろいかも。